3年前にNESRGBを赤白ファミコンに取り付けたのですが、電源ユニット&AVマルチ部分はユニバーサル基板で自作していました。
NESRGB取付記事
今回は基板を作成して作り直すことに…
電源回路と音声出力(某HACKER製に使われていた疑似ステレオ回路)を組み込んだ簡単な基板です。
7805等の三端子レギュレーターは使用せず、DC-DCコンバーターのOKI-78SR-5 を使用してますので放熱板は必要ありません。
NESRGB用に設計してますが、赤白ファミコンの他の改造にも利用できると思います。
※頒布内容
※1次頒布分は前期型の赤白ファミコンのみに対応しています。
※2次頒布分からは基板サイズを変更しましたので後期型にも対応しました。
■赤白ファミコン用 NESRGB AVマルチ基板(キット)
1:赤白ファミコン用 AVマルチ基板 x 1
2:部品一式(※SFCのAVマルチ端子は付属しません)
SFCのAVマルチはスーパーファミコン等ジャンク品から取り外してください。
旧バージョンの基板頒布は終了しました。新バージョンはこちらから
まずはAVマルチコネクタ部分の本体加工をします。CH1-CH2 の取り付け穴の左側を基準にして右へ加工
実際に基板にコネクタを固定して、合わせながら少しずつ削っていくと綺麗に出来ます
(加工部分の寸法を記載しておきますが目安としてください 横:22.5mm x 縦:11.5mm)
DCジャックとAVマルチコネクタを仮止めして、実際にコネクタを合わせながら本体を加工。
AVマルチの左側のネジ止め部分は邪魔になるの写真の様にカットしてください。
DCジャックの位置が合わない場合は端子をカットして位置調整をお願いします。
DCジャックとAVコネクタの位置が問題なければ各部品をハンダ付け。
シルク印刷と写真を参考に部品を取り付けてください(ダイオード D1,D2 の向きを間違えないように)
※DC-DCコンバーターの出力側のダイオード(D2)は必要なければ取り付けなくてもOKです。
電源スイッチの配線はDCジャック横にハンダ付け。
電源回路を作成したら出力側を一度テスター等で正常に動作しているかチェックしておきましょう。
4.9~5Vであれば問題ありません。
※DCジャックはファミコンと同様のセンターマイナス(-)ですのでご注意ください。
本体にネジ止めして再度確認。問題なければ基板のシルク通りにNESRGB基板から配線してください。
音声入力はCPUの1ピンからとエッジコネクタの46ピンから配線します。
パレットスイッチはNESRGBの3種類のパレットから2種類を選んで配線してください。
電源配線部分は前期型赤白ファミコンに付いていた7芯ケーブルがそのまま使えます、ピンアサインも同じなのでそのままハンダ付けして利用してください。すべての配線が終われば完成!
※後期型赤白ファミコンの場合はNESRGBサイトを参考にファミコン基板へ電源を配線してください。
Installation Guide for NESRGB into a Famicom (original)
※後期基板のピンアサイン
コメント
疑似ステレオ回路の仕様に問題があるみたいです
赤白ファミコンにNESRGBを組み込み超画質で遊ぶ! NESRGB設計上、RF出力かコンポジット出力しかできないファミコンにRGB出力を追加してしまおうというこのNESRGBを今回入手しました。このNESRGB、何年か前に登場していつか買いたいと思っていましたがファミコンの改造に何万円もかける setsuhiwa.com
問題があるというよりは疑似ステレオの方法に好みがあると思います…
この疑似ステレオ回路は昔のHacker製の疑似ステレオ回路を使ってるので、私もあまり好みではありませんw
今頒布しているのは回路も変わってるので大丈夫ですけどね。
AVマルチコネクタのサイズの「横:22.5cm x 縦:11.5cm」ってmmの間違いでは?
コメントありがとうございます。
今まで気づきませんでした…
ご指摘ありがとうございました訂正しておきます。