ちょっと前にとりあえずNES DOOMを動かして見ようということでカートリッジを作りました。
NES DOOM的技術の解説
ファミコンで「DOOM」がヌルヌル動く驚異の試作基板がデモ中
ファミコン+Raspberry Piで「DOOM」が動作! 驚きの店頭デモが実施中
今回は面倒な配線を基板上にまとめて、ケースに内臓は出来ませんが開発基板?っぽく簡単にNES DOOMがお試しできるようなカートリッジ基板をつくってみました。
「FCカセットにラズパイ載せてDOOMがヌルヌル動いちゃう基板」は家電のケンちゃんで頒布中です。
PRGとCHR側にFlashROMを載せればMAP#00のカートリッジとしても使えるように。
今回の基板は74xx00を取り付けていないのでkazzoで書き込む場合はPRGはMX29F040でないと書き込めないので注意が必要。CHR側はコマンドアドレス幅がA10-A0であれば大丈夫でした。
kazzo用のMAP#00(NROM)スクリプトはこちらから
MX29F040はAliExpressやebay等で入手は可能のようです。
ちなみにAmazonで販売してる色彩確認ソフトを分解すればMX29F040が手に入ります。
kazzoがない場合はROMライタ等でFlashROMに書き込んで実装すると良いです。
基本的に4Mbitや1MbitのFlashROMであればそのまま使用可能です。
開発基板的な感じなのでDIPのICソケットを取り付けるのが扱いやすいかと。
FX2LP CY7C68013A の注意する点で前回の記事…
本来は RDY0 が CY7C68013Aチップの 8pin で RDY1 が 9pin につながっているようです。
これに対応するようにPPU/RDとPPU/WRの配線をジャンパを設定。
配線が違う場合は中央と左側でジャンパ、通常は中央と右側でジャンパします。
NES DOOMで利用する場合は VRAM/CS を中央と右側でジャンパします。
MAP#00として利用する場合は中央と左側でジャンパ。
ミラーリング設定の H/V はNES DOOMではジャンパは必要ないです。
MAP#00として利用する場合はどちらかにジャンパします。
Raspberry Pi 3 Model A+ と FX2LP CY7C68013A の事前の準備はこの記事を参考に済ませておいて…
Raspberry Pi 3 Model A+ には電源用の配線をつなぐだけ。
※頒布版ではGPIOからの電源供給になる予定ですのでこの作業は必要ありません。
Raspberry Pi 3 Model A+ は下記によると 消費電流 0.35A で 推薦電流容量 2.5A になってました。
もしかするとファミコンの電源周りを改良していない場合は動作しないかもしれません。
FX2LP CY7C68013A は基板上のピンソケットに挿すだけです。
Raspberry Pi 3 Model A+ は固定用(電源供給用)のピンソケットがありますので挿します。
Raspberry Pi 3 Model A+ と FX2LP CY7C68013A をminiUSBケーブルでつなぎます
ちなみにUSBケーブルはこれを使用してます。
これで完成!
ラズパイがむき出しでなんかカッコいいです。
あとは実機で動作確認して完了です。
コメント
I want to buy this kit. Where can I do so?
このキットを購入したいです。 どこでできますか?
コメントありがとうございます。
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