6年前にもSRAMをDIPのFRAM FM1608で交換していました。

今回はSRAMを取り外してそのまま交換することでFRAM化(バッテリーレス化)することが出来る基板を作ってみました。FRAM基板にはFM16W08と74HC02を使用しています。
SRAMをバックアップ以外に利用している一部のゲーム等ではFRAM化した時うまく動作しない場合があるとのことなのでご注意ください。
フラッシュカートリッジをFRAM化して各ゲームで動作に問題ないかチェックするのがいいかと思います。
「FC用 FM16W08 SRAMtoFRAM基板」は 家電のケンちゃん で 委託販売を行っています。
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※頒布品のFRAMはDigiKeyやMouserで入手できる正規品を使用しています。

実験として手持ちのMMC1フラッシュカートリッジに実装してみます。
フラッシュカートリッジをすべてFRAM化はアリかなとは思います。
フラッシュカートリッジじゃ無くても普通のカセットでも交換可能です。
まずはkazzoやtuna等でSRAM内のデータのバックアップを取っておきましょう。
電池を取り外したらデータが消えちゃいますよ!
その後ボタン電池とSRAMをカセット基板から撤去。
ピンヘッダはハンダ付けされていませんので、基板にピンヘッダをハンダ付けしてください。
今回はテストなのでICソケット付けてSRAMtoFRAM基板を取り付けています。
通常はICソケット無しでそのまま取り付けてください。
kazzoやtunaでFRAMに適当なデータを書き込み…
一旦フラッシュカートリッジを外して…
今度はFRAMのデータを吸い出してバイナリデータ比較も問題なし。
これでもう電池の心配をしなくても大丈夫なFRAM化したカセットの完成です。
SRAMをバックアップ以外に利用している一部のゲーム等ではFRAM化した時うまく動作しない場合があるとのことなのでご注意ください。
フラッシュカートリッジをFRAM化して各ゲームで動作に問題ないかチェックするのがいいかと思います。
こちらでは確認できていませんが、ファミコンに限らずSRAMを利用したバックアップ系のカートリッジなどにも流用できそうです。
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