赤白ファミコンにNESRGBを取り付けるための変換基板を作成しました。
ファミコンのRGB化にはRGBPPU(RC2C03B,RC2C05-99等)が必要でしたが、既存のPPUを利用してRGB化するボード「NESRGB」が開発されました。 NESRGB – RGB-S-Video upgrade for Nintendo NES
NESRGBの更新履歴や不具合の説明ページもできています NESRGB Grey Background Fault
現在、在庫がなく売り切れ状態ですがいずれ再販されると思うので、日々チェックしておきましょう。 [2013.12.30] 販売サイトが出来て再販されました → etim.net.au online shop
※赤白ファミコン用にアダプタが販売されるようなので、それまで待っていた方がいいかもです。
NEWファミコンやツインファミコンは他の方が取り付けているので、私は赤白ファミコンへ取り付けてみました。 取付方法は販売サイトで紹介されているので簡単に説明します。
NESRGB一式
PPUは取り外さずそのままの状態で取り付けなければなりません。
私は一度PPUを取り外して、足を加工し再度取り付けました。 なので他のファミコンに取り付けるより面倒なので覚悟しておきましょう。
RF&電源基板は電源部分だけ基板を切り取って利用します
ACアダプタの入力手前で電源を切り替えるようにするため、電源スイッチの線を写真の位置へ移設します 空いたスペースには基板を追加、スーパーファミコンのマルチコネクタと音声回路を取り付けます マルチコネクタはジャンクのスーファミから取りました。写真はファミコン本体を加工して取付済み
※この部分の加工はこちらのサイトを参考にさせて頂きました → わいくんのメカニカルクラブ ◆スーファミ端子のピンアサイン
1:R 2:G 3:CSYNC 4:B
5:GND 6:GND 7:Y(S端子用) 8:C(S端子用)
9:Video 10:+5V 11:Audio-L 12:Audio-R
で、配線図通りにつないでいくと…こんな感じ
音声回路組み込みとパレット切り替えスイッチの取付(スイッチは2種類変更のみ)
仮組みして液晶テレビに出力テスト 21ピンケーブルでXRGB-3へ入力、HDMI出力で液晶テレビに接続してます
左から 縦縞有りRGB、縦縞対策RGB(DQ2)、縦縞対策RGB(SMB)、S出力 となります(Sでも十分綺麗ですね)
液晶テレビでは縦縞がどうしても目立ってしまうようなので、縦縞対策を行いました。
縦縞対策はファミコン基板上のセラミックコンデンサ 0.01uF(103) を積層セラミックコンデンサ 1.5uF(155)へ交換 これだけでも結構縦縞は消えました(完全には消えてないですが気にならない程度)
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