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RGB2C02N専用【赤白FC取付基板】

ファミコン
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大変お待たせしました。

RGB2C02Nを赤白ファミコンに実装するための専用基板が完成しました。

今回頒布するのは部品面実装用とハンダ面実装用の2種類となります。

 

部品面実装用(イジェクトレバーの交換が必要)

 

 

 

ハンダ面実装用

 

 

■赤白ファミコンで動作確認している機種(本体基板)は以下の通りです
※動作確認報告があれば追加していきます。
赤白ファミコン HVC-CPU- 07 , HVC-CPU-GPM-01 , HVC-CPU-GPM-02

 

※赤白ファミコンに取り付ける場合は、比較的ノイズの少ない後期基板をオススメします。

 

■「RGB2C02N専用【赤白FC取付基板】」は家電のケンちゃんで委託販売中です。

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赤白ファミコンに組み込む場合は「赤白ファミコン用 FCRGB基板」がオススメです!

※VGA端子の取り付け可能な基板です。

赤白FC用 FCRGB基板【AVマルチ出力】(キット) | 同人ハード(キット),BAKUTEN工房 | | 家電のケンちゃん(@kadenken)
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■RGB2C02N専用【赤白FC取付基板】の頒布内容

変換基板(部品面用) x 1

ピンヘッダ[20ピン] (部品面用) x 2

細ピンヘッダ[20ピン] (部品面用) x 2

変換フレキ基板 (ハンダ面用) x 1

 

VGA端子用カバー 赤 x 1 , 黒 x 1

USB給電用カバー 黒 x 1

 

VGA端子用ラベルシール x 1

 

※RGB2C02N用メンテナンス部品

74ALS139 x 1

100kΩ x 1 金属皮膜抵抗

0.1uF(104J) x 1 フィルムコンデンサ

1.5uF(155) x 7 積層セラミックコンデンサ

1uF x 1 音響用電解コンデンサ(極性あり)

 

注意:RGB2C02N【FC用PPU RP2C02互換品】が別途必要となります。
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取付の難易度は【高】です。失敗することも考えて慎重に丁寧に作業を行ってください。

前期・後期基板に取り付ける前に、分解後ファミコンのメンテナンスを行っておきましょう。

■前期基板(HVC-CPU-0x)のメンテナンス

基板上のセラミックコンデンサ、電解コンデンサを交換します。

電解コンデンサには極性(+ー)がありますのでご注意ください。

※前期基板(HVC-CPU-0x)

C8 → 0.1uFのフィルムコンデンサ

C2 → 1uF 50Vの音響用電解コンデンサ

※電源スイッチに当たる場合があるのでフィルムコンデンサは寝かせて取り付けてください。

  

 

こちらの積層セラミックコンデンサはお好みで交換してください。

C11,C12,C13,C14,C15,C16 → 1.5uFの積層セラミックコンデンサ(極性無し)

※C14は本体ケースに当たってしまうので寝かせて取り付けてください。

 

前期基板ではQ1のトランジスタとR6,R12の抵抗はRGB化には不要なので取り外します。
C4,C6,C16のセラミックコンデンサは取り外して位置を調整して寝かせ取付ます。
他にも変換基板の取付で邪魔になるような部品がある場合は対処してください。
 

 

■後期基板(HVC-CPU-GPM-0x)のメンテナンス

後期基板は前期基板と比べて拡張音源のバランスが悪いので R7 の 43kΩ を前期基板と同様の 100kΩ に交換します。

R7 → 100kΩの金属皮膜抵抗

C7 → 1uF 50Vの音響用電解コンデンサ

  

 

こちらの積層セラミックコンデンサはお好みで交換してください。

C10,C40,C41,C42,C43,C44,C45 → 1.5uFの積層セラミックコンデンサ

 

後期基板ではQ1のトランジスタはRGB化には不要なので取り外します。

他にも変換基板の取付で邪魔になるような部品がある場合は対処してください。

 

■前期・後期基板共通
今現在もファミコンゲームの新作が発売されていますが、一部の機種で動作不良が起きる可能性があります。
その対応策としてファミコン基板上の 74LS373 , 74LS139 を付属の 74HC373 , 74ALS139 と交換します。※74HC373は「RGB2C02N」に付属しているものを使用してください。
※RGB2C02Nを取り付けた後では交換することが難しいのでご注意ください。
74HC373 が使われている基板もありますのでその際は 74ALS139 のみ交換してください。
 
 
ハンダ吸い取りの工具をお持ちで無い方はこちらもオススメです。
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該当のICを取り外したら向きを間違えないようにそれぞれにハンダ付けしてください。

 

■PPUの取り外し【前期・後期基板共通】
PPUをファミコン基板から取り外します。
 

 

■赤白FC用 変換基板 の取付【部品面用】
部品面に取り付ける場合はイジェクトレバーの交換が必須です。
交換するイジェクトレバーは付属しませんので各自準備してください。
赤白ファミコン用のイジェクトレバーをつくってみた
CPUやPPUをICソケット化してもイジェクトが使えるようにする為、3Dプリンタで新たに赤白ファミコン用のイジェクトレバーを作成してみました。
 
イジェクトレバーが準備できたら部品面に実装するために 変換基板(部品面用) ピンヘッダ[20ピン] (部品面用) 、細ピンヘッダ赤[20ピン] (部品面用) を使用します。
RGB2C02N に付属している 丸ピン連結コネクタ(20Px2個) は使用しないでください!
 

付属のピンヘッダはピンが細い(赤)のと太い(黒)のがありますので間違えないようにご注意ください。

 

変換基板(部品面用) RGB2C02N に付属している ICソケット(8ピン) をハンダ付けします。
裏面の出ているピンはハンダ付け後に全てカットしてください。
 
次に RGB2C02N用 赤白FC取付基板 に付属している ピンヘッダ[20ピン] (部品面用) を2個ハンダ付けします。
表面の出ているピンはハンダ付け後に全てカットしてください。
 
RGB2C02N基板に RGB2C02N用 赤白FC取付基板 に付属している ピンヘッダ赤[20ピン] (部品面用) を2個ハンダ付けします。出ているピンはハンダ付け前にピンをカットするか、ハンダ付け後にピンをカットしてください。

 
変換基板(部品面用) と RGB2C02N基板 を組みたてます。
ピンヘッダの出ているピンをカットしてハンダ付けします。
 
赤白ファミコンに仮実装して実装イメージを確認します。
 
 
ファミコン基板にハンダ付けする前に、ファミコン基板とRGB2C02N取付基板の高さ調整を行ってください。写真のような感じで実際に新しいレバーを動かして当たらないように調整してください。隙間がある程度あいている方が問題ないかと思います。
 
高さが決まったら数カ所ハンダ付けして仮固定、再度高さに問題ないか確認します。
 
高さが確定したら全ピンハンダ付けします。
実際にケースに組み込んでレバーの動きに違和感がないかチェックしましょう。
 
 
パレット切替も利用するならEEPROMへの配線が必要です。
RGB2C02N基板 のEEPROMと向きが違うので配線を間違えないように注意してください。
イジェクトレバーに触れないように、細い配線を使用して取り回しに注意。
 
 
あとは RGB2C02N の取付ページを確認しながら、各自の環境で組みたてましょう。
RGB2C02N【FC用PPU RP2C02互換品】
RGB2C02Nはファミコンに搭載されているRP2C02の互換品です。本体基板のPPUをRGB2C02Nと置き換えてRGB出力ファミコン化してしまう素敵なデバイスです。
 
FCRGB基板を利用する場合はこちらを参考にどうぞ。
赤白ファミコン用 FCRGB基板【AVマルチ出力】
今まで頒布していた「赤白ファミコン用 NESRGB AVマルチ基板 Rev.0.5」 に USB給電対応 とその他の機能を追加し FCRGB基板 を作成しました。
 
 
 
■赤白FC用 変換基板 の取付【ハンダ面用】
ハンダ面に実装するために 変換フレキ基板 (ハンダ面用) を使用します。
フレキ基板は柔らかく破れることもありますので、慎重に取り扱ってください。
RGB2C02Nに 変換フレキ基板 (ハンダ面用) をマスキングなどで仮固定してハンダ付けします。
取り付ける向きを間違えないように気をつけてください。
 
ハンダ付けが終わったらハンダ面の絶縁処理  を必ず行ってください(ショートなどを防ぐためです)
RGB2C02Nに付属の 40ピンICソケット を本体基板にハンダ付けします。
 
変換フレキ基板 (ハンダ面用) を傷つけないためにPPUの 40ピンICソケット から上のハンダ面のピンを全てカットします。
 
変換フレキ基板 (ハンダ面用) を本体基板にハンダ付けします。
写真を参考に 変換フレキ基板 (ハンダ面用) を折り曲げた状態で、40ピンICソケット のピンに合わせます。
 
合わせたら動かないように、マスキングなどで仮固定します。
次は 変換フレキ基板 (ハンダ面用) を本体基板にハンダ付けしていきます。
最初に手前のピンの中央から右へ、そして中央から左へと順番にハンダ付けしていきます。
基板からどうしても浮いてしまうので、ピンセットなどで軽く押さえながらハンダ付けを行うとうまくいきます。次に奥のピンは非常にやりにくいですが、手前のピンと同様にハンダ付けしていきます。
 
可能なら飛び出したピンを全ピンカットしてください(絶縁処理でも大丈夫です)
ハンダ付けがおわったらケースに仮設置してスペースに問題ないか確認を行ってください。
 
問題なければショートしそうな部分は念のためにしっかりと絶縁処理を行いましょう。
エッジコネクタ部分も必要な配線が終わったら絶縁処理しておきます。
絶縁処理で使用しているアセテート粘着テープはこちら。
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パレット切替も利用するならEEPROMへの配線が必要です。
ハンダ面にはスペースがありませんので、EEPROMは外付けすることになります。
EEPROM基板は 変換基板(部品面用) ここをカットして再利用します。
※ユニバーサル基板で代用しても大丈夫です。
 
RGB2C02Nに付属のEEPROMとICソケット(8ピン)を準備します。
RGB2C02N基板 のEEPROMを取り付ける箇所から、外付けのEEPROM基板へ配線をおこないます。
まずはEEPROM基板にICソケットをハンダ付けします。
EEPROM基板の 5,6,7,8 とシルク印刷されている箇所へ配線をします。
次にRGB2C02N基板の GND からEEPROM基板の GND へ配線します。
※配線があまりにも長すぎると不具合が起こる可能性もあります。
EEPROM基板の写真の GND 4ピン どこのピンでも大丈夫です。
EEPROM基板はスペースがある場所へ移動し設置してください。
 
あとは RGB2C02N の取付ページを確認しながら、各自の環境で組みたてましょう。
 
 
 

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