2013年に紹介されていたNES未発売の「ハード・ドライビン」
開発者がNESイメージを公開していて、実機でも動作可能と言うことで以前カートリッジを作成しました。
今回はファミコンカセットに内蔵させるため、RAMBO-1基板の配線を追って回路図を作成。
基板発注しました(頒布品はこの基板のみとなります)
※現在は頒布を終了しています
そのまま基板発注が可能なガーバーデータを公開しました 2019.04.12
まずは部品を取り外す前に吸い出しもしておきましょう。
Kazzo用の吸い出しスクリプトは上記の以前の記事にあります。
次にマッパーコントローラのRAMBO-1チップ(仮称)を取り外します。
犠牲にするカセットはMAP#64であれば何でもOKです
秋月で販売されている MX29F040TC-70 を準備 販売終了しています
あとはTENGEN#64 フラッシュカートリッジ基板にRAMBO-1チップとFlashRomをハンダ付けすればOK。
0.1uFのセラミックコンデンサや100uFの電解コンデンサは無くてもとりあえず動作はします。
※MX29F040の向きに注意、右下の〇が1ピンです
写真はテストのためICソケットを使用してますが、カセットに内蔵するなら直付けしてください。
左上のスイッチは2in1用の切替スイッチですが、使用しないなら中央のピンからどちらかにジャンパしてください。
FlashRomは4Mbitなので2M+2Mで2本のゲームを書き込めば2in1カセットとなります。
※この説明は初版の説明になります。
74LS32は取付不要。JP1はPPU CE側にジャンパ
※実基板上で74LS32は PPU/RD と PPU A13 のORをとってCHRROM(MASK-ROM)の /CE につながっていますが、FlashROMではPPU A13をそのままつないでいます。
※2次頒布版説明
今回はおまけとして左上には2in1に切り替えるための回路を実装しました。
74HC393とリセットICを利用し、電源をすばやく入切りするとゲームが切り替わります。
※74HC393とリセットIC(MCP100-475HI/TO)は別途入手をお願いします。
回路を使用しない場合は、スライドスイッチだけ取り付けてください。スイッチで2in1切り替え可能です。
※FCカセット用 スイッチ取付基板も使用できます。
※2次頒布版の完成写真です
ハードが完成したら、KazzoとTENGEN MAP#64用のスクリプトを使用してROMイメージを書き込み。
MX29F040TC をkazzoで設定していない場合は、下記の内容を flashdevice.nut に追加してください。
※MX29F040TC_2 は 2つ目のROMイメージを書き込む場合に使用します。
—ここから
[“MX29F040TC”] = {
—ここまで
コメント