FC用TSOP-DIP変換基板の表バージョンはCHR-RAM対応にすることが出来ます。
※PRGROM側にSRAMを取り付けて W-RAM として利用することは出来ません(未対応です)
今回は上記の記事の続きです。
以前紹介した記事も参考にしてください
まずは変換基板にFlashROMとSRAMをハンダ付けします
SRAMは秋月の SRM2B256SLMX55 を使用します
変換基板のSRAM側の SRAM VCC を忘れずにジャンパしておきます。
コレをつながないとSRAMに電源供給されません。
細ピンヘッダをハンダ付け。A18/A17-C(A18-2M) でジャンパ、/OE-C でジャンパします。
これで FlashROM は 2Mbit、/OE は CHR MASK-ROM の /OE 配線になります
※ /OE SRAM/OE GND
右下に SRAM /OE のジャンパがあるバージョンは /OE-SRAM/OE でジャンパしてください
カセット基板に変換基板をハンダ付け。
終わったら、/WE の SRAM-Flash をジャンパしてそのままエッジコネクタの 47pin(PPU R/W)へ配線。
後はCHR-RAM/CHR-ROMを切り換えるためのスイッチを取付ます。
ファミコンカセットにスイッチを取り付けるための基板もあります。
変換基板の Flash/CE からスイッチ左へ、SRAM/CE の [S] からスイッチ右へ。
スイッチ中央に Flash/CE の [C] から配線し、写真の様に10kΩでスイッチの両端にプルアップ配線で完了。
変換基板のR1,R2へチップ抵抗[0603]10kΩを取り付ければプルアップ配線は必要ありません。
これでCHR-RAM/ROM両対応のフラッシュカートリッジが完成します。
コメント
先日家電のケンちゃんにて、表バージョンを購入しました。
ただ、ここの画像にある物から、バージョンアップされているようです。
MMC1とMMC3のカセットに使いたいのですが、細かい接続方法を教えていただけると助かります。
接続は、MMC1とMMC3には、PRGとCHRを繋ぐ予定です。
教えて頂けませんでしょうか?
何卒よろしくお願いいたします。
コメントありがとうございます。
記事が修正されていない部分がありましたので、新しく記事を作成させていただきました。
こちらを参考にお願いします。
基板が小さいためシルク表記が何処を指しているのかわかりにくいですが、不明な点はコメント欄からお願いいたします。
TSOP-DIP変換アダプタを使ってフラッシュカートリッジをつくる
ありがとうございます。
凄く判りやすいページをありがとうございます。
MMC3のボードで無事作れたと思い、anago_wxにて書き込みを行いました。
イメージを設定し、scriptはmmc3.agを指定し、ProgramとCharactorは、MX29F040TCIを選択しました。
compareにチェックを入れ、書き込みを行ったところ、Charactor Flash memory compare Faild, offset 0x001000と出て書き込みが出来ません。
フラッシュメモリの貼りミスかと確認を致しましたが、問題無いように思えます。
何か設定を間違っているのでしょうか?
質問ばかりで申し訳ございません。
今回使用しておりますメモリは、MX29F040TCIです。
大変申し訳ございません。
もし原因がおわかりになるようでしたら、教えては頂けませんでしょうか?
何卒よろしくお願いします。
コメントありがとうございます。
CHR側に問題あるようです。
端子の接触不良、ハンダミス、ジャンパの間違い、flashromの不良…色々と考えられますので確認してみてください。
通常はPRG,CHR同時書き込みですが、片方ずつ書き込んでみるとかも試してみてください。
Twitter-kazzoの書き込み
ありがとうございます。
試してみます。