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MMC3フラッシュカートリッジ CHR-ROM&RAM両対応

kazzo/tuna
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MMC1とMMC3にはCHRROMタイプとCHRRAMタイプの2種類があります。

フラッシュカートリッジを作成する場合は通常2種類のカセットを作成するのですが、ちょっとした改造で両対応のフラッシュカートリッジが作成できます。

今回はMMC3を例に作成してみました。

CHRROMタイプのMMC3フラッシュカートリッジを作成している前提ですすめていきます。

前回FRAM化したMMC3フラッシュカートリッジ

バッテリーバックアップのSRAMをFRAMに交換
ファミコンカセットのバッテリーバックアップに使ってるSRAMをFRAMに交換して、電池不要にしてしまう改造。

 

ずはSRAM(6264)を用意します。バッテリーバックアップのカセットから取り外しましょう

足のピンは必要ないので全部切ってください

MMC3_RAMROM07.jpg     MMC3_RAMROM08.jpg     MMC3_RAMROM09.jpg     MMC3_RAMROM10.jpg

SRAMをFlashROMの裏側に取り付けます。

MMC3基板のFlashROMの足もSRAMと接続しないピンだけカットします

※作成した方法が違う場合は必ずしも写真と同じにならないのでご注意

MMC3_RAMROM11.jpg     MMC3_RAMROM12.jpg MMC3_RAMROM01.jpg

カットした部分以外のピンをFlashROMとSRAMをハンダ付け VCCとCE2はVCCへ、R/WはFlashROMと同じPPU /WRへ、/OEもFlashROMと同じPPU /RDへ配線します

MMC3_RAMROM13.jpg     MMC3_RAMROM14.jpg     MMC3_RAMROM03.jpg

FlashROMにつないでいた /CE の配線を外しておきます 外した/CEを切替スイッチの真ん中へ、FlashROMの/CEを片側、SRAMの/CEをもう片方に配線 両方の/CE側に10kΩをそれぞれ配線しVCCでプルアップします

MMC3_RAMROM04.jpg     MMC3_RAMROM02.jpg

これで切替スイッチでCHRROMとCHRRAMの切替が可能となります

スイッチは目立たないように各自取り付けてみてください

MMC3_RAMROM16.jpg     MMC3_RAMROM15.jpg

赤と黒のカセットを組み合わせて、両対応カセット完成!!

Kazzoでの書込&実機での動作も問題なし。MMC1も同様に作成可能です。 MMC3_RAMROM17.jpg

 

コメント

  1. いつも記事を参考にさせていただいております。
    古い記事への質問で大変恐縮なのですが、お伺いしたくコメントしました。

    この改造はSRAMの接続したアドレスバスとFlashROMのアドレスバスで、Axの数字が一致しませんが、
    「カートリッジが指定したアドレスAとSRAMが認識したアドレスBが物理的に異なっていても、
    それぞれが1:1対応であれば、
    実際にSRAMに保存されるデータを正しく保存・読み出しができるため、動作に問題はない」
    という理解で正しいでしょうか?

    例えばUOROM等に使われているSRAM(D4364C)は6264ともFlashROMともアドレスバスの数字の順番が異なりますが、
    アドレスバスの配置は6264と同じでチップの幅も揃うため、同じ改造に使えるかな、と検討しております。

    • コメントありがとうございます。
      申し訳ありません…SRAMのピンアサイン画像が間違っていましたので差し替えています。
      ご指摘ありがとうございました。

      • なるほど! 新しい画像であればアドレスバスは一致しますね。
        お手数をおかけしてしまいましたが、ご回答いただきありがとうございます。

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