黒ポッチのカセット基板では、色々と調べるのに限界があるので、通常のROMが載っているカセットを入手しました。
こちらで確認できているカセットは「貝獣物語」のみですが、同じ物でも黒ポッチの場合もあるので購入時に確認できるなら、コネクタの下からのぞいてROMの足(ピン)が見えれば通常のROMです。
拡張音源は、namcot163に全て搭載されているようですが、拡張音源を使用していないカセットもありますので
そういったカセットは、拡張音源が鳴らないような配線?がされていると思われます。
なので、拡張音源が再生される基板の配線を元に改良してみたところ、拡張音源が鳴るようになりました
この改造は、パターンを追うことが出来れば黒ポッチのROMでも問題ありません。
拡張音源が出力されないカセットはエッジコネクタの45ピンと46ピンがどこかで繋がっていると思います。
そこで、45ピンと46ピンのショートしている部分のパターンをカットします(写真のXの部分)
完全にカットしたら、45ピンと46ピンに10Kオームの抵抗をハンダづけします。
抵抗の値を変えれば、若干ですが拡張音源と通常音源の音量バランスが変わります。
※ちなみに女神転生IIでは10Kオームではなく4.7Kオームが使用されていました…
これで作業は完了です
あとは拡張音源が鳴るゲームを、フラッシュROMやEPROMに書き込んでみて、実機でちゃんと拡張音源が聞こえれば、大丈夫です。
私が調べた結果で、正しいのかもわかりません。この対応をされるかたは自己責任で…
namcot163はPRG:512K+CHR:512Kまで対応していますので、512Kbyte(4Mbit)のEPROMやフラッシュROMをつなぐときは写真を参考につないで下さい。
◆参考にしたサイト
ttp://nesdev.com/bbs/viewtopic.php?t=4053&sid=1dc01c79b4983e1bb6f5486d7a69fb68
コメント
はじめまして。突然ですがともきちと申します
このページを見てレトロの吸出しに興味を持ちホンコンを作ろうと思ったのですがこのページに書いてあるとおり千石には売っていませんでしたが実店舗にいけば(秋葉原)そろえることができますか?
この記事に関係なくてすみません
>ともきちさん
はじめまして(^^
千石のホンコンのページのリンクがおかしいみたいで、私も販売していないのかな?
と思いましたがちゃんとありました。
実店舗でも購入できると思いますよ。
http://www.sengoku.co.jp/index.htm
ページの右上にある「商品検索」でホンコンと検索してみて下さい。
販売ページが出てきますよ(^^
LEDは付属されていないので、別途購入する必要があります。
ご指摘のコメントありがとうございます。
ご指摘の内容は46pinは16pin(GND)に接続する?という意味でしょうか?
手持ちのファミリーサーキット’91の基板では45pinと46pinが繋がっているだけですが
他のカセットを見てみると、45&46pinが黒ポッチのチップに繋がっています。
女神転生IIでは、同様の接続でしたのでこの接続を行って
拡張音源の音が聞こえましたので大丈夫だろうと思ったのですが…
チップのほとんどが黒ポッチな為、接続に関してはほとんど自信がありません(^-^;;
ご指摘の解釈が間違っていれば申し訳ありませんm(_ _)m
H/Vの切替に関しては、かなり色々なパターンで試してみましたが
ゲームによってチップで制御していたり固定だったりしますので
基板上ですべての切替へ対応するのは困難ではないかと…
それより、私の技量不足という事が大きいかも(^-^;;
すぐに返事をしてくださったのに気づかなくてすみません。
検索したらでました(´‐`)b
年末年始に実店舗にいって買おうと思います。
ちなみに電子工作がはじめてなのでできるか心配なのですが初心者に勧める本をご存知でしたら教えていただけないでしょうか?
DIPパッケージの基板だと、パターン面は1~30番、中央の少し大きなエッジは16番(GND)
の場合が大半なので、参照画像を見ただけでの指摘は早計でした。すみません(_ _)
45と46を繋ぐ、という点は間違っていません。
>ともきちさん
メールを送りましたので、宜しくお願いします。
>H某さん
あの写真だけじゃわかりずらいですよね(^^;;
全体もあとでアップしておきます。
日々勉強中ですので、これからもご指導お願いしますm(_ _)m