ツインファミコン後期型(AN-505)のRGB化の続きですが…
とりあえず出力端子は、NEWファミコンと同じようにしたいのでジャンクのスーパーファミコンからコネクタを取り外してRGB出力改造キットをつないでみました。
配線はRGBアンプ基板から、R・G・B・GNDが出ているのでこれをスーファミのコネクタへ配線。
SYNC信号はRGBPPUの21ピンから出ていますが、ここからとると画面ノイズが酷いので、ツインファミコンのビデオ出力端子から信号を取り出し、スーファミコネクタの9ピンへつなぎ直しました。
写真ではPPUの21ピンから配線していますが、これでたぶん…大丈夫です
スーファミコネクタの3ピンがSYNC信号なのですが、ここへ配線しても映りませんでした…何でだろ??
音声はツインファミコンの音声出力端子から線をひっぱって、11ピンと12ピンにつなげばOKです。
この改造をするとRGB専用機になりますが、以前ご紹介した「マルチAV出力改造キット」を使用して配線をすればSやビデオ、RGBとマルチ対応に改造も可能ですね。
1:R 2:G 3:CSYNC 4:B
5:GND 6:GND 7:Y(S端子用) 8:C(S端子用)
9:Video(CSYNC?)
10:+5V
11:Audio-L 12:Audio-R
ツインファミコンの基板とPPU基板の接続は、ユニバーサル基板で下駄?を作成してます。
下駄を作ったのは、ICソケットで高さが増してカセット投入口のカバー?に当たってしまう事とRGB出力改造キットのPPUの向きが逆という事の対応策です。
実際にPPUがあった場所より距離があるのでノイズとかその辺が気になりましたが、結局はRGB信号をPPUから取り出すのであまり関係なさそうです…たぶん…
これでツインファミコンでのRGB環境も整いました
あとはスーファミのコネクタを、ツインファミコンのケースに穴を開けて固定するだけですね。
穴あけは時間がかかるので、完成したらまた次回にでも紹介します。
NEWファミコンとツインファミコン後期型(AN-505)とRGB画質を比べると、ツインファミコンの方が縦縞が目立たなくかなり綺麗に見えますね。(この辺は個体差があるとは思いますが…)
唯一残念なのは、RGBのPPUが1個しかない事とRGBアンプ基板も1個しかないことですね…
なのでICソケットで差し替え可能にした訳です
◆参考にしたサイト
コメント
はじめまして。最近ファミコンの改造に興味を持ち始めたものです。
質問なんですが、ユニバーサル基盤の下駄の裏のコンデンサらしきものは何なんでしょうか?参考サイトにある120pfのものでしょうか?よかったら詳しい説明よろしくお願いします。
>ちくわさん
はじめまして。
セラミックコンデンサですね。
PPUにノイズがのるので入れた方がいいと参考サイトに書かれていたと思います。
RGB化後に発生してしまう、画面の縦縞を軽減することも出来るらしいですが
私はあまり実感できませんでした(本体の製造時期も関係あるのかな?)
確かPPUがRC2C03Bだと120pF、RP2C03Bだと68pFと記載されてたと思いますが
68pF~120pFの範囲内でいいのではないかと。
分かりました。ありがとうございました。
管理人様 お世話になります。
すみません、先ほどのコメント挨拶を忘れていました。
このブログに影響されて最近レゲーの改造にはまりとりあえずAVファミコンにNESRGBを取り付けたりしています。
次はツインをと思っていたのですがSFCのマルチアウトをつけるとディスクをやるときでもケーブルをSFCなんかと共用できて便利そうだなと思って先ほど投稿させて頂きました。
> ひらのさん
実はツインファミコンにはSFCのAV端子は取り付けてないんですよ…
この記事は実験的にツインファミコンをRGB化しただけなので、実際は元に戻しています。
側面にスペースがあれば、穴をあけてホットボンドとかで固定するのがいいかもしれませんね。