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NEWファミコン用 似非ステレオ基板をつくってみた

ファミコン
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※記事は作成途中です、基板頒布時までに完了する予定です。

FCRGB基板にも使用している似非ステレオ回路。

赤白ファミコン用 FCRGB基板【AVマルチ出力】
今まで頒布していた「赤白ファミコン用 NESRGB AVマルチ基板 Rev.0.5」 に USB給電対応 とその他の機能を追加し FCRGB基板 を作成しました。

 

この似非ステレオ回路をNEWファミコンでも利用できるように基板を作成しました。

 

 

「NEWFC専用 似非ステレオ基板(キット)」は 家電のケンちゃん で委託販売予定です
同人ハード(キット),BAKUTEN工房 | 家電のケンちゃん(@kadenken)
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■NEWFC専用 似非ステレオ基板 キット部品内容(部品対応表)

U2 : NE5532

R1,R2 : 100Ωx2(101)

R3,R12,R13 : 10kΩx3(01C)

R4 : 20kΩ(203)

R5 : 12kΩ(123)

R6,R8,R9,R10,R11 : 100kΩx5(104)

R7 : 7.5kΩ(85B)

C1,C10,C11,C12 : 10uFx4

C2,C5,C6 : 1uFx3

C7,C8,C9 : 68pFx3

 

■似非ステレオ基板の組立

まずは似非ステレオ基板に上記部品対応表を参考に部品を実装していきます。

基板のシルク印刷が見にくい場合がありますのでこちらも参考にどうぞ。

 
最初に表面実装部品からハンダ付けしていきます。
次に電解コンデンサは向きを間違えないように取り付けます。
10uF(C1,C10,C11,C12)はそのまま、1uF(C2,C5,C6)は足を曲げて寝かせて取り付けます。
基板から出ている足は短くカットしてハンダ付けしてください。
 
終わったらハンダ面にカプトンテープなどを貼り、全体的に絶縁処理します。
 
■NEWファミコンの分解と加工

NEWファミコンのマルチ端子を取り外すために本体を分解します。

分解するのは厳しい…という方はこの後の「分解せずにパターンカットで対応」をご覧ください。

 

マルチ端子とDCコネクタのハンダを除去しないと分解できないのでご注意ください。

 

マルチ端子がハンダ付けされていた本体基板を加工します。

1.6mmぐらいのドリルで穴を広げてスルーホールを除去します。

除去するのはGNDとAUDIO(L/R)端子です(AUDIOLとRの間のパターンも除去します

GNDのスルーホールを除去するとNESRGB使用時のノイズ低減になります。

NESRGBを取り付けている場合はVIDEO端子のスルーホールも除去しておきましょう。

 

加工が終わったら元通りに組みたてます。

 

■分解せずにパターンカットで対応

分解が厳しい…という方はパターンカットでも対応できます。

パターンカットはVIDEOとAUDIO(L/R)の X 部分で全部で4箇所です。

※VIDEOのパターンカットはNESRGBを取り付けている方のみです。

特にAUDIO LとAUDIO Rの間はしっかりとパターンカットしてください。

 

■似非ステレオ基板の取付

取り付ける前に45ピンに繋がっているパターンを X 部分でカットしておきます。

 

 

組みたてた似非ステレオ基板を、本体基板へはんだづけします。

 

NESRGB等を取り付けている場合は、似非ステレオ基板のNESRGB側に配線してください。

 

CPUの1ピンと2ピンから似非ステレオ基板へ配線します。

MIC端子はマイクは使われていないので未接続です。

 

似非ステレオ基板のGNDパッドから本体基板のGNDへ配線します。

 

STEREO/MONO切替スイッチは似非ステレオ基板から配線してお好きな場所へ取り付けてください。

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