FCRGB基板にも使用している似非ステレオ回路。

この似非ステレオ回路をNEWファミコンでも利用できるように基板を作成しました。
U2 : NE5532
R1,R2 : 100Ωx2(101)
R3,R12,R13 : 10kΩx3(01C)
R4 : 20kΩ(203)
R5 : 12kΩ(123)
R6,R8,R9,R10,R11 : 100kΩx5(104)
R7 : 7.5kΩ(85B)
C1,C10,C11,C12 : 10uFx4
C2,C5,C6 : 1uFx3
C7,C8,C9 : 68pFx3
まずは似非ステレオ基板に上記部品対応表を参考に部品を実装していきます。
基板のシルク印刷が見にくい場合がありますのでこちらも参考にどうぞ。
NEWファミコンのマルチ端子を取り外すために本体を分解します。
分解するのは厳しい…という方はこの後の「分解せずにパターンカットで対応」をご覧ください。
マルチ端子とDCコネクタのハンダを除去しないと分解できないのでご注意ください。
マルチ端子がハンダ付けされていた本体基板を加工します。
1.6mmぐらいのドリルで穴を広げてスルーホールを除去します。
除去するのはGNDとAUDIO(L/R)端子です(AUDIOLとRの間のパターンも除去します)
GNDのスルーホールを除去するとNESRGB使用時のノイズ低減になります。
NESRGBを取り付けている場合はVIDEO端子のスルーホールも除去しておきましょう。
加工が終わったら元通りに組みたてます。
分解が厳しい…という方はパターンカットでも対応できます。
パターンカットはVIDEOとAUDIO(L/R)の X 部分で全部で4箇所です。
※VIDEOのパターンカットはNESRGBを取り付けている方のみです。
特にAUDIO LとAUDIO Rの間はしっかりとパターンカットしてください。
取り付ける前に45ピンに繋がっているパターンを X 部分でカットしておきます。
組みたてた似非ステレオ基板を、本体基板へはんだづけします。
NESRGB等を取り付けている場合は、似非ステレオ基板のNESRGB側に配線してください。
CPUの1ピンと2ピンから似非ステレオ基板へ配線します。
MIC端子はマイクは使われていないので未接続です。
似非ステレオ基板のGNDパッドから本体基板のGNDへ配線します。
STEREO/MONO切替スイッチは似非ステレオ基板から配線してお好きな場所へ取り付けてください。
コメント