ちょっとXで最近namcot関連で未発売の「スプラッターワールド」のことが話題になっていたので…
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そんなこんなでnamcot175を利用したフラッシュカートリッジを作ってみました。
namcot175チップを利用したカセットはマッパー210(MAP#210)と呼ばれているようです。

調べてみると namcot175 チップを使用していて販売されていたカセットは4本ありました。
1:ちびまる子ちゃん うきうきショッピング
2:ファミリーサーキット’91
3:ファミスタ’91
4:平成天才バカボン
namcotのチップには129 , 163 , 175 , 340 などがありますが、すべてがDIPタイプの基板ではなく写真のような黒ポッチとよばれる黒い樹脂に包まれた基板なども存在します。
黒い樹脂を除去はできますが…半導体チップむき出しの状態に樹脂がかぶせてあるので、残念ながら再利用は不可能でした。
そこでDIPタイプを探すには下からカセットをひろげてROMの足が見えるかどうか?を確認するのが一番確実な方法だとおもわれます。
DIPの確率が高いのは今のところ…ファミスタ’91 , ちびまる子ちゃん うきうきショッピング の2本でした。
ということで…ちびまる子ちゃんをベースにして、頒布している変換基板やFRAM基板などを利用してN175フラッシュカートリッジを試作してみました。
kazzo/tunaで読み込み書き込み、バッテリーバックアップ(FRAM)の読み込み書き込みも問題なくできたので基板を作成することに決定!!
ROMを全部剥がしてパターンを追ってKiCadで回路図を作成…
そしてN175フラッシュカートリッジ基板の試作品が届きました。
基板から剥がしたnamcot175チップや FRAM(FM16W08) , フラッシュロム(MX29F040) , 電解コンデンサ(100uF) , チップコンデンサ(0.1uF) 等を基板に実装していきます。
実装したら kazz/tuna などでROMイメージを書き込んで、実機で問題なければ完成!
さまざまなカセットケースにも内蔵できるように基板も作成しました。
N175フラッシュカートリッジ基板はしばらくテストを行って問題なければ、家電のケンちゃんで頒布予定ですのでしばらくお待ちいただけたらと思います。
namcot175チップは未実装での頒布となりますので、それまではN175ガチャをお楽しみください…





































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