前回ザックリと作り方を紹介してましたが、作成したフラッシュカートリッジが見当たらない為再作成。
これを機会に作成記事もまとめてみました。
配線方法や詳しい解説はこちら → 74xx161 ja
前回の作成方法記事はこちら → UOROM FlashRomCartridge [Map#02]
使用するカセットはUOROMの方が加工がしやすいのでUOROMのカセットを使用しましょう
UOROMのカセットは 桃太郎電鉄 または 星霊狩り です 他のカセットでも作成できますが、余計な配線が増えます。まずは上記サイトを確認しながら、追加する 74HC00 を加工する 加工した 74HC00 を VCC と GND をつないで空中配線で固定
ミラーリングの設定は基板上のジャンパで切り替えます(スイッチを付けて切り替えできるようにしましょう)
CPUΦ2 はエッジコネクタの32ピンから 74HC00 の9ピンへ配線
基板の 74xx161 の2ピンを基板から切断する為カット カットした 74xx161 の2ピンから追加した 74HC00 の8ピンへ接続します
FlashROM(今回はAM29F040B 4Mbit)も同様に加工。
ピンアサインが違う部分の足上げ 今回は2Mbitしか利用しないので、1ピンのA18はGNDへ接続 A16 → A16(基板24ピン) A17 → A17(基板1ピン) それぞれ配線 PRG /OE は基板に接続せず 74HC00 の3ピンへ配線
↑※ご指摘のあった写真の表記違いを訂正
他の信号も間違いなく配線すれば完成!kazzoで書き込み確認、実機で動作確認しましょう。
カセットに内蔵する場合は、ミラーリングの設定を切り替えるスイッチを付けておきましょう
コメント
AM29F040Bの足伸ばした写真、A17と/WEが逆ですぅ~
>ななしさん
あ…逆ですね、ご指摘ありがとうございます。訂正しておきます。
TSOP-DIP変換アダプタ(表)を利用してUOROMのフラッシュカートリッジを作成する場合、
アダプタ2pinの/OEのみ基板に接続せず、74HC00に繋ぐ認識で問題ないでしょうか。
ジャンパ設定はA18-2M、OE-Pで、変換アダプタの2pin(/OE)から74HC00へ。
FLASH /CEは44pin、FLASH /WEは14pinでSUROMとかと同じで、
追加で74HC00からも14、44pinに繋げばいいのかな…と思ってるんですが。
コメントありがとうございます。
基本的に変換基板に置き換えて接続してもらえれば問題ないです。
P-OEでジャンパするとファミコン基板の22pinとつながりますので、P-OEはジャンパしないで変換基板のOEから74HC00へ接続してください。
ちなみにOE-Cとジャンパすればファミコン基板の2ピンにつながります。
変換基板で作成したわけでは無いのでこれで動くとは言い切れませんが、あとはそのまま書いていただいた配線で大丈夫かと思います。
回答ありがとうございます。
P-OEはジャンパせずに74HCへ、承知しました。
2pinに繋ぐ場合は、PGR-ROMでもOE-Cでジャンパすれば良いということですね。
試してみますー。
あ、ちなみになんですが、変換基板のピンアサインは4M/2Mのジャンパはあれど、
32pinとも原則MASKROMと同じ配置ですべて信号が出ている認識でよいでしょうか?
/WEのみLASH /WEのパターンから出ている以外はVCC等含めてMASKROM同等…という理解です。
変換基板はMASKROMのピンアサインに合わせてますので基本的にそうですね。
ゲームによっては基板がそうで無い場合もありますが…その都度確認するしかなさそうです。
ありがとうございます。
理解できました。
極論、29F040TCに書き込み手段と、書き込み自体が終わっていれば
低容量のMASKROM交換と同様にそのまま繋いでも使えるだけの互換性がある、ということですね。
何度もありがとうございました。