現在頒布中の「赤白FC用NESRGB取付基板」ですが…
数ヶ月前から「取り付けても動作しない」と何件か問い合わせが続いていました。
ハンダ不良や取付ミスだろうと最初は考えていたのですが、問い合わせが多くなっていたので実際に原因を調べはじめて2~3ヶ月…
沢山の変換基板の試作やNESRGBを犠牲にしつつやっと原因が判明しました。
結果的にはNESRGB基板の仕様が変わっていたのが原因でした。
現在は新旧NESRGB両対応の変換基板を頒布中です。
NESRGB基板を確認して「CLK」がつながっていない基板であればそのままでは動作しません。
変換基板を作成した時期のNESRGBはこのCLK部分がつながっていて、つながっている前提で変換基板を作成していたため動作不良が発生しています。
NESRGB基板で「CLK」がつながっていれば動作に問題ありませんので、それでも動作しない方はその他のハンダ不良の可能性が高いと思います。
目視でもつながっていればパターンが見えるのでわかると思いますが、テスターなどで導通があるかないか確認してみてください。
こちらは組みたててしまった後の対策方法です。
まずは PPU 18ピン の足をカットします。
その PPU 18ピン からNESRGBの写真の箇所(CLKパターン上)へ配線をつなぎます。
配線する箇所は CLK から CPLD 64ピン につながっているパターン上になります。
NESRGBのバージョン違いによりパターンが変更されている可能性もあります。
配線する箇所はテスターなどで CLK がつながっているか確認して配線してください。
緑のレジストをカッター等でキレイに剥がしてハンダ付けします。
写真を参考にNESRGBのCLKパターンをカット、CLK同士をジャンパでつなぎます。
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