kazzo/tunaを利用してPC-6001シリーズのカートリッジを読み書きできる変換基板を作成しました。
戦士のカートリッジや戦士のカートリッジmk2のカートリッジで読み書きできるようになったので、市販カートリッジの最大容量でもある16KBのフラッシュカートリッジも作ってみました。
カートリッジゲーム製作の実機動作確認や市販カートリッジのROMイメージ書き込みなどにはお手軽でいいのではないかと思います。
特に作らなくても戦士のカートリッジ/mk2に書き込めば実機で動かすことは出来るのですが…
P6フラッシュカートリッジ(16KB)の回路はえすびさんから提供していただきました。
頒布しているP6カートリッジユニバーサル基板を使うと比較的楽に作成できます。
回路図の拡張RAM部分は無くても動作しますのでお好みでどうぞ。
P6カートリッジユニバーサル基板を使う場合は拡張RAMの部品を実装すればOKです。
回路図を参考にユニバーサル基板上にICソケット、FlashROMのMX29F040/AM29F040、74LS02を配置して記載されている各信号線をつないでいけば完成です。
※ロータリースイッチを使用しない場合はFlashROMの A14_F~A18_F は GND に接続します。
MX29F040/AM29F040以外のFlashROMでは書き込みできない可能性がありますのでご注意ください。
MX29F040/AM29F040 は ebay などで購入が出来ます。
74LS02
板バネICソケット 32ピン
kazzo/tuna等で読み書きする場合はP6専用スクリプトの PC6001_16KB.af を使います。
4MbitのFlashROMを利用するのでディップスイッチやロータリースイッチを使えば32in1とかにも出来ますが、その際にはFlashROMの A14~A18 を利用し配線します。
FlashROMの A14_F~A18_F をロータリースイッチの回路へ配線してください。
ロータリースイッチは16ポジションなので不足分はスライドスイッチで切り替えます。
16ポジション ロータリースイッチ
集合抵抗 4素子 10kΩ
スライドスイッチ 1回路2接点 基板用
カーボン抵抗(炭素皮膜抵抗)1/4W 10kΩ(100本入)
kazzo/tunaを使う場合は書き込み時にFlashROMの全てが削除されますので、4Mbit分全て利用するならバンクを切替ながら毎回32回書き込む必要があります…
特に難しくないので自作は可能かと思いますが「P6フラッシュカートリッジ(16KB)」はもし要望等が多ければ頒布も検討したいと思います。
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