家電のケンちゃんで委託販売中の「FDS用 RAMアダプタ縦型基板」
※RAMアダプタ縦型基板【DRAMx1版】にFDSエミュレータ等を取り付けるための専用基板を作成しました。
RAMアダプタ縦型基板【DRAMx1版】は通常カートリッジに収まるようになったので…
これにFDSStickというFDSドライブエミュレータなる物を内蔵して、自分の好きなゲーム1本だけ内蔵してみたりしてオリジナルFDSカートリッジを作ってみましょう。
FDSStickはAmazonでも購入出来ますが結構高額なので海外のサイトから購入するのが良いかと思います。
吸い出し書き込みは出来ませんがFDSemuというのもあります。
カセットに内蔵するのであればこれでも十分かと思います。
FDSStickは分解しないと内蔵できないので分解…
USB端子も取らないと内蔵できませんが、動かしたいゲームを事前に保存してから外しましょう。
USBのパターンは細いので剥がしてしまわないように慎重に…
あとで別にUSB端子をカセット側に取り付けてゲーム書き換え可能にしてもいいでしょう。
後のことを考えてピンヘッダでも付けておきます。
取り付ける場所はここが良さそうですね。
12本(実際は11本)の線をRAMアダプタ縦型基板とつないでいきます。
※RAMアダプタ縦型基板にFDSStick等を内蔵する場合は白いコネクタは取り付けないでください。
ピンアサインはNesDevWikiを参考にします。
FDSStickとRAMアダプタ縦型基板のピンアサイン。
写真の中の RAMアダプタ xxpin はRAMアダプタ縦型基板への接続先ピン番号です。
RAMアダプタ | FDSStick等 |
茶 |
1 | GND | 4 |
2 | 未接続 | 8 | |
橙 | 3 | write data | 5 |
黄 | 4 | read data | 9 |
緑 | 5 | /write | 1 |
青 | 6 | /scan media | 3 |
紫 | 7 | /stop motor | 12 |
灰 | 8 | /writable media | 7 |
白 | 9 | /ready | 11 |
黒 | 10 | /media set | 10 |
桃 | 11 | motor on/battery good | 6 |
水 | 12 | VCC | 2 |
配線が終わったらまずは動作確認し問題なければディスク交換用のボタンを移設します。
タクトスイッチは秋月でいろいろな種類が購入出来ますのでお好みでどうぞ。
FDSStick上のスイッチを外してもいいですし、そのままスイッチの足に配線して別の場所へスイッチを移設してもいいかと思います。
A面B面切替の際にカセットを触ることになるので、その辺も考慮して移設先を決めましょう。
もし取付場所のスイッチそのままでやれば、後ろの穴はこの辺になります。
ちょっと高さが足りなくて押せないので工夫が必要です。
10個セットで500円とお得です。
タクトスイッチの代わりにタッチスイッチを利用すればカセットの外装を触ればA/B面の切替が出来るように!
VCCはFDSStickの3.3v、I/Oはタクトスイッチの足(I/O)へ、GNDはGNDへ配線します。
FDSStickに使われてるEFM8UB1のピンアサイン
VREGINに5v入力でVDDから3.3vOUT
23,24pinらへんのI/OピンにタクトスイッチがつながっててLowになればA/B面切替って感じになってます。
タッチスイッチの…Aをジャンパすると「タッチしたらLow」になるのでAだけジャンパします。
あとはカセットシェルに厚手の両面テープで固定して、シェルの外側からタッチすればA/B面の切り替えが可能になります。
配線が終わったらカプトンテープや絶縁テープで基板がショートしないように保護しておきましょう。
基板もホットボンドや強力両面テープなどで固定しておきます。
動作確認して問題なければ完成。
オリジナルラベルなどを作成して自分だけのFDSカートリッジを作ってみてください。
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