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データレコーダー PC-6082(DR-320) を修理してみる

PC-6001
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ジャンクのデータレコーダー PC-6082(DR-320) を入手したので修理してみました。

電源は入るが動作しないという状態…

分解してみると予想通りベルトが溶けてどろどろに…

ベルトは2本使われていた。

無水エタノールと綿棒で綺麗に掃除をして代替えベルトへ交換。

DR320_18.jpg 代替えのベルトは2本とも千石で入手。

Φ80×1.2TΦ45×0.95T で問題なし。

DR320_13.jpg

ベルト交換の後、借り組みして再生ボタンを押すと回ってはいるが、磁気ヘッドが上がってこない…

再び分解して、磁気ヘッドの動作部分を調べて見る。

写真を撮りながら、ギアを順番に分解…原因はグリスの固着で動きが悪くなっていた。

無水エタノールでクリーニングをして、再度グリスを塗り直して組み立てていく。

DR320_03.jpg   DR320_04.jpg   DR320_05.jpg   DR320_06.jpg

ピンチローラーもガチガチだったけど、例のヘッドクリーナー(S-721H-4)でクリーニングをすると弾力も復活。

ヘッドクリーナー S-721H-4
特にネタはないのですが、カセットデッキなどのメンテナンス用に注文したのがようやく届いた。 どこも在庫無しで入手困難でした… American Recorder の ヘッドクリーナー S-721H-4 オーディオ機器のヘッド、キャプスタン...

 

とりあえず新品には交換せず、クリーニングしたあと元に戻した。

DR320_09.jpg   DR320_10.jpg   DR320_11.jpg

不具合は改善できたので、再び借り組みして動作確認。

ピーガー音を聞いてみるが、どうもモーターの速度が遅い気がする…

で…次はモーターの速度調整をしてみる…中央にモーター速度調整のVRがある。

DR320_14.jpg

懐中電灯などで穴を覗いてみると、VRがあるのがわかると思います。

それを先の細い+ドライバーで回して速度を調整します。

DR320_16.jpg

速度調整は、カセットデッキなどでベルト交換した後に調整している簡易的な方法で。

DR-320のCMT OUT と パソコンのマイク端子をステレオケーブルで接続。

フリーソフトの ハンディオシロスコープ をダウンロードしてPCへインストールして起動。

※PCのマイク端子にケーブルが接続されていないと動作しません。

オシロスコープを起動したら、画面が小さいのでちょっと大きくして、左下の[0.2]を[0.04]に変更。

右側の FFT のチェックを上と下とも入れてこれで準備完了。

HOscillo_04.jpg

テープスピード調整用のテストテープを持っていればそれを利用して調整。

持ってなければ、簡易的なテストテープをこのソフトで作ることも出来ます。

HOscillo_02.jpg

左上の発振器をクリックすると左写真のウインドウが出ます。

正常な録音可能なカセットデッキとカセットテープを準備。

PCのスピーカー端子とカセットデッキのマイク端子をケーブルでつないで 3kHzのテストテープを作成する為、1,000 にチェックを入れて Frequency を 3,000 に設定。

Play ボタンを押すと音が出ますので、カセットデッキで適当な時間だけ録音します。

これでテストテープは完成。

作成したテストテープをデータレコーダーにセットして再生します。

HOscillo_03.jpg

モーター速度が正常であれば 3000.0 Hz の近辺を数字が変化します。

あとはテストテープを再生しながら、3000.0 HzになるようにVRを調整するって感じです。

※ 2990.0 ~ 3020.0Hz の範囲であれば大丈夫だと思います。

完了したら、P6につないで動作確認。

正常にデータが読めれば修理完了です!!

DR320_19.jpg    DR320_20.jpg    DR320_21.jpg    DR320_22.jpg

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