イジェクトレバーを3Dプリンター等で作成し交換することにより、ファミコン基板の部品面のスペースが確保できるようになり、CPUやPPUのICソケット化が可能となりました。
赤白ファミコン用のイジェクトレバーをつくってみた
CPUやPPUをICソケット化してもイジェクトが使えるようにする為、3Dプリンタで新たに赤白ファミコン用のイジェクトレバーを作成してみました。
Retro Game Restoreさん(@RgRDev)のサイトで販売されているレバーでも可能です。
RGR Famicom Advanced Eject Lever mechanism
for SNES NTSC only, NOT for SNES PAL
この基板は新NESRGB取付基板を利用する際に、PPUのICソケット化を行うための赤白ファミコン用NESRGB取付基板のオプション基板です。
PPUを他Verへ変更したいときなど、ICソケット化していると便利です。
※一緒にイジェクトレバーを交換することでNESRGB取付時にPPUのICソケット化が可能となります。
■「NESRGB取付基板専用オプション:PPU ICソケット化基板」は家電のケンちゃんで委託販売中です。
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NESRGB取付基板専用オプション:PPU ICソケット化基板 | 同人ハード(キット),BAKUTEN工房 | | 家電のケンちゃん(@kadenken)
「家電のケンちゃん(@kadenken)」で取り扱う商品「NESRGB取付基板専用オプション:PPU ICソケット化基板」の紹介・購入ページ
■NESRGB取付基板専用オプション:PPU ICソケット化基板 の頒布内容
NESRGB用 PPU ICソケット基板 x 1
ピンヘッダ(40ピン) x 1
40ピンICソケット x 1
積層セラミックコンデンサ(1.5uF) x 1
※ICソケットは丸ピン、平ピンのどちらかが同梱されています。
この基板だけでは何も出来ませんので、「赤白FC用 NESRGBtoFC ConversionBoard Re」と「新イジェクトレバーへの交換」のセットでご利用ください。
赤白ファミコン用 NESRGBtoFC ConversionBoard Re
NESRGB4.0がリリースされましたので、それに合わせ新しくNESRGB変換基板を作り直しました。この基板で取り付ければ赤白ファミコンのイジェクトレバーがそのまま使用できます。
赤白ファミコン用のイジェクトレバーをつくってみた
CPUやPPUをICソケット化してもイジェクトが使えるようにする為、3Dプリンタで新たに赤白ファミコン用のイジェクトレバーを作成してみました。
■PPUのICソケット化
PPUをファミコン基板から取り外します。
ハンダ吸い取りの工具をお持ちで無い方はこちらもオススメです。
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※ICソケットは必ず一番最後にハンダ付けしてください(順番を間違えるとハンダ付けできなくなります)
付属のピンヘッダとICソケット化基板を仮組みします。
ICソケット化基板を取り付けると○部分が基板に当たってしまいます。
前期基板ではQ1のトランジスタとR6,R12の抵抗はNESRGB化には不要なので取り外します。C4,C6,C16のセラミックコンデンサは取り外して位置を調整して寝かせ取付ます。
他にも邪魔になるような部品がある場合は対処してください。
場合によってはピンヘッダとファミコン基板の間は若干隙間をあけて取り付ける必要があります。
※あまり上げすぎるとイジェクトレバーに接触してしまいますので確認しながら調整してください。
写真を参考にピンヘッダの取付箇所を間違えないようにご注意ください。
ピンヘッダとICソケット化基板の取付位置の調整を行います。
※ピンヘッダのピンの短い方がICソケット基板側になります。
ICソケットの内側になるピンヘッダ部分は予め基板のツライチぐらいにピンをカットします。
問題なければICソケット基板とピンヘッダをハンダ付けします。
ハンダ付けが終わったら、ICソケットをハンダ付けするためにファミコン基板から取り外します。
次にICソケットと積層セラミックコンデンサのハンダ付けを行います。
ICソケット側のピンもカットしておきましょう。
ピンヘッダの長さによってはICソケットのピンが本体基板や部品に当たってしまいます。
ハンダ付けが終わったらファミコン基板へ戻し、ICソケット化基板をハンダ付けします。
※CPU側もICソケット化を行う場合は、ICソケットを別途準備しこの時点でICソケットに交換してください。
次にNESRGB取付基板の作業を行います。
赤白ファミコン用 NESRGBtoFC ConversionBoard Re
NESRGB4.0がリリースされましたので、それに合わせ新しくNESRGB変換基板を作り直しました。この基板で取り付ければ赤白ファミコンのイジェクトレバーがそのまま使用できます。
NESRGB取付基板の作業が終わったら、配線をICソケット化基板へハンダ付けしていきます。
最後に3Dプリンタ等で作成した新イジェクトレバーに変更すればICソケット化の完成です。
赤白ファミコン用のイジェクトレバーをつくってみた
CPUやPPUをICソケット化してもイジェクトが使えるようにする為、3Dプリンタで新たに赤白ファミコン用のイジェクトレバーを作成してみました。
新イジェクトレバーに変更すれば、ICソケット化してもそのままイジェクトレバーが使えるようになります。
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