BEEPさんで販売されている「PC-6001用アクションゲーム パピラー」
EPROMで販売されているんですが遊ぶにはROM/RAMカートリッジ(PC-6006)が必要です。
という事で持ってないよーって方やカートリッジ化したい方に作成方法をご紹介します。
カートリッジ化には委託販売中の「P6カートリッジユニバーサル基板」を使います。
まずは記事を参考に「16K/64K拡張RAMカートリッジ」部分を作成してください。
作成したら今度はICソケット28ピンを2個ハンダ付け。
ICソケットは秋月で購入出来ます(平ピン・丸ピンお好きな方を使ってください)
27C64(28ピン)のピンアサイン図を参考に基板の中央端子からICソケットに配線していきます。
P6基板の中央端子には信号名が記載されています(ちょっと見にくいですが…)
VCC(+5V)とGNDをICソケットそれぞれに配線をしていきましょう。
秋月で購入出来る「はんだメッキ線」や部品の足の残りなどでつないでいきます。
+5V→ 1(Vpp) , 26(NC) , 27(/PGM) , 28(Vcc)ピン
GND→ 14(Vss) , 20(/CE)ピン
次にアドレスバス(A0~A12)とデータバス(D0~D7[O0~O7])の配線をします。
UEW線などの配線で中央端子からICソケットそれぞれに配線していきます。
終わったら中央端子 CS2 と CS3 からICソケットそれぞれの22ピン(/OE)に配線します。
※今回は左側をROM1、右側をROM2としています。
CS2→ ROM1側の22(/OE)ピン
CS3→ ROM2側の22(/OE)ピン
配線が終わったらパピラーのEPROMをICソケットに挿します。
今回は2764(8KB)などの28ピンのEPROMも対応できるように配線しています。
パピラーのEPROMは2732(4KB)の24ピンなのでICソケットの下側に合わせて取り付けます。
P6に挿して動作確認。
※PC-6001(初代機)で動作確認する場合はRAMを16Kに切り替えてください。
何かしらエラーが出れば配線ミスが考えられますので配線を再チェックしましょう。
P6カートリッジケースも公開してるのでこちらからどうぞ。
ROMライタがあればデータを吸い出してEPROMは保管することも出来ます。
吸い出したROMデータをFlashROM(28C64)に書き込んで代わりにICソケットに挿しても動作OKです。
ROMイメージを吸い出してしまえば「NANOCART」でも動作させることが出来ます。
「パピラー」以外にもP6で販売されていたカートリッジのROMイメージを吸い出して、FlashROMやEPROMに書き込めば動作させることが出来ます。
FlashROMはebayなどで購入出来ます。
カートリッジのROMイメージ吸い出しに関してはこちら
PC-6001フラッシュカートリッジ(16KB)をつくってみた
カートリッジケースを使ったカートリッジイメージ
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