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PC-6001 ベルーガカートリッジ作成 【1号機】

PC-6001
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P6ベルーガカートリッジは2008年頃に西田さんのサイトで販売されていました。

当時からカートリッジの回路図等は公開されていたのですが、ROMイメージが公開されていない為にカートリッジを作成しても動作させることが出来ませんでした。

今回条件付きですがROMデータが配布されることとなり、実機で動作させることが出来る様になりました。この場を借りて関係者の方々に感謝いたします。

 

※現在ROMデータの配布は行われておりません。お問い合わせはご遠慮ください。

ROMイメージに関しては有料ではありませんが利用規約があります。

入手方法等は TinyProject代表 Hashiさん までお問い合わせください。

http://p6ers.net/hashi/





s-belugarom_16.jpg 

 

西田さんのサイトの開発記や回路図

BELUGA Cartridge for PC-6001 / 6601 series

※サイトが削除されているようなのでInternet Archiveでリンクしています

 

■必要な部品など

74LS174 x 1 , 74LS139 x 1 , 74LS08 x 1 , 74LS32 x 1 , 74LS00 x 1

SRAM 62256 x 1(スーパーファミコンのカセットから拝借)

27C010(1Mbit)かそれ以上のEPROM又はFlashROM

それぞれのピンに合った ICソケット各種( 16pin x 2, 14pin x 3, 32pin x 1)

積層セラミック 0.1uF x 各IC用(パスコン)

電解コンデンサ 10uF 16v x 1

基板は P6カートリッジユニバーサル基板 が使えます。

P6カートリッジユニバーサル基板
PC-6001/6601シリーズ用カートリッジを作成するためのユニバーサル基板を作成。通常サイズと長いサイズの2種類用意しておまけとして基板上に部品実装すれば16K/64KRAMカートリッジ相当にもなります。

 

西田さんのサイトの回路図でわかりにくいな…という方はこちらも参考に

※両方を確認しながら配線すれば大丈夫だと思います(A0~A12 , D0~D7 もエッジコネクタへつないでください)

   ※完成版(2015.08.11)



特に難しいところは無く回路図通り配線すればOKですが、配線が多いので必ずチェックしながら作成しましょう。
ROMカートリッジのケースはとりあえずROM/RAMカートリッジのケースを利用。

基板は昔購入していたサンハヤトの基板で、ケースに収まるようにカットしてます。

   



部品配置を考えたら、まずはICソケットを全部ハンダ付けします。

ICを直接ハンダ付けしてもOKですが、配線間違いなどがあると色々と面倒なのでICソケットをオススメします。EPROM(FlashROM)とSRAMの配線を簡略するために、32ピンICソケットの裏に直接SRAMをハンダ付けします。

SRAMは28ピンでEPROM(FlashROM)は32ピンとなりますので、SRAMの不要なピンをカット。

2つのICのおしりを合わせて32ピンICソケットの基板裏へSRAMを裏返して配置。



 

   

 

EPROM(FlashROM)とハンダ付けしないピンは…

SRAM側 1, 20, 22, 26, 27, 28ピンのみで、あとは全部32ピンICソケットと配線します。

残りは回路図通りに確認しながら、ひたすらすべての配線を行うことで完了。

 

PC-6001側の拡張端子のピンアサインはこちらを参考に

PC-6001用の8KByte ROMカードを作ってみる

 

 

     

ROMライタで、EPROMやFlashROMにROMイメージを書き込んで動作すれば完成!!

 





1号機は製作過程の写真を撮っていなかったので今回はわかりづらいかもしれませんが…

次は2号機を作成しますので、その時は製作過程の写真を撮って改めて記事にしたいと思います。

 

ちなみに2号機は綺麗に作りましたよ。追記:2015.07.19

  

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