5月に発売された Retro Receiver for NES をPC-6001シリーズで使いたい!
ということで、NES-P6ジョイスティック変換アダプタを作成しました。
※変換基板の頒布は終了しています。
※2018.11.07 更新
TOWNSパッド仕様に変更できます( SELECT[上下同時押し] と START[左右同時押し] ) ソフト側で対応している場合はSELECTとSTARTボタンが使用可能となります。
※ダウンロードした zipファイル内のhexを PIC16F84A でPICライタなどを利用して書き込んでください。
誤動作防止の為に使用したいコントローラーをNESコネクタにつないだ後、ジョイスティックポートへ接続するかすべて準備した後にP6の電源を入れてください。
NESコネクタは純正品ではないので、固くて挿し込みづらいかと思います。
抜き挿しする時は基板ではなくNESコネクタを持って抜き挿しして下さい。
ボタンは上・下・左・右・A・B ボタンが使用可能です(それ以外のボタンは押しても動作しません)
Retro Receiver for NES を接続した場合は連射機能が使えるのですが、タイミングが合わないのかうまく動作はしませんでした。
おまけ機能でSELECTボタンを押すごとに、AとBボタンの入れ替えが出来ます。
白10ピンコネクタ(2.0mmピッチ B10B-PH-K-S)は前に共立で販売されていた、SEGAケーブルのピンアサインにあわせています。
6ピンのピンヘッダはPIC16F84Aのファーム書き換え用のICSP端子です(PICライタで書き換え可能です)
ここからファームウェアの更新を行います。
PC-6001シリーズのジョイスティックポートはATARI互換になってますが、若干ピンアサインが違います。
レトロPCのジョイスティックポート(9ピン)であればほぼ動作するのでは無いかと思いますが、全機種チェックしているわけではありません。
変換アダプタのピンアサイン ジョイスティックポート各機種のピンアサインは下記のサイトを参考にさせていただきました。
いわゆる「ATARIジョイスティックポート」の変遷についてまとめてみる
ブレッドボードで試作、PIC16F84Aでファミコンのシリアル信号をパラレル信号へ変換。
シリアル信号の仕組みは下記のサイトを参考にさせていただきました。
一部の特殊なコントローラーを除き、NESコネクタのコントローラーであればすべて動作すると思います。
ファミコン拡張コネクタ(15ピン)へ接続するコントローラーもコネクタ変換すれば使用できます。
変換も簡単なので下記配線図を参考に作成してください。
実験で問題がなかったので専用基板を作成し動作も問題なし。
PC-6001のジョイスティックポートへ直挿しも出来ますが、直挿しが難しい機種はケーブル経由でもOKです。
ケーブルは以前、共立で販売されていたSEGAケーブルです。10ピンコネクタのピンアサインはこれに合わせていますので、SEGAケーブルをお持ちの方はそのまま使用できます。
上記のピンアサインを参考にケーブルを自作していただく事も可能です。
もちろん Retro Receiver for NES も使用できますので、対応したワイヤレスコントローラーがすべて利用可能です。
コメント
昔のことですが、フラッシュROMを譲っていただきありがとうございました。
1chipMSXでRetro Receiver for NES を使用したいので予約が解禁となりましたら予約をお願いする予定です。
>ろむくんさん
手持ちの1chipMSXで動作確認しましたが問題なさそうでした。
ただ今頒布を開始しておりますのでよろしくお願いいたします。