めっさつさんのサイトで、グラディウスIIAC Death07がリリースされていました。
前回VRC4フラッシュロムカートリッジを作成しましたが、あれはちょっとデカ過ぎるしグラディウスIIのカセットを安く入手したのでグラディウスII専用のカセットを作成する事に。
このコナミ基板はスルーホール基板ではないので、ハンダがとても吸い取りやすいです。
基板にのっているMASKROMはPRGROM、CHRROMそれぞれ 28ピン 1Mbit(128Kbyte)です。
通常のROM配置は、左がCHRROM、右がPRGROMですが、グラIIは左がPRGROM、右がCHRROMで向きも違うので注意が必要です。(コナミ系のカセットは全部逆っぽいですね)
とりあえず、FLASHROMのAM29F040Bを2個取り付けてunagiで書き込み出来るように配線…
VRC4チップはPRG、CHRとも2Mbitまで扱えるのでとりあえず2Mbitで配線しておきます。
書き込み用のスクリプトや配線方法はunagiの認証サイトで → flashmemory/SRAM wiki認証サイト
MASKROMは28ピンで、取り付けるFLASHROMは32ピンなので基板中央の穴を塞いでしまいます。
よく見るとカセットの殻中央にも突起物があって、このままじゃ当たってしまうので邪魔な部分を削りました。
カセットの殻に基板を元に戻せば完成!!って…見た目は何も変わってない(^-^;;
あとはunagiでパッチをあてたROMイメージを書き込めば、グラディウスIIAC Death07が実機で遊べます。
これはフラッシュロムカートリッジなので ホンコン+FCアダプタ+unagi を使用すればカセットのまま書き換えが可能!
なので何度バージョンアップしてもカセットをバラしたり、ROMライタでいちいち書き込む必要もなし!!
しかも書き込んだデータが消える心配もほとんど無し!!!
ということで、フラッシュロムカートリッジはとても便利な物なのです
関連記事:VRC4
◆EPROMを使う場合の簡単な説明
← 今まで使用してきたデバイスのピンアサイン一覧 (容量の単位は bit)
上記のMASKROMピンアサインに記載されていない容量512Kbit(64Kbyte)以下のMASKROMは、すべてEPROMのピンアサインと同じなので配線を弄ることなく、EPROMをそのまま取り付けることが可能です。
1Mbit以上のMASKROMで上記のMASKROMピンアサインに該当しない場合は、EPROMと同じピンアサインだと考えて大丈夫です。
MASKROMがどのピンアサインに該当するかは、カセット基板のVccがMASKROMのピンのどこにつながっているかで判断が出来ます。
このピンアサイン一覧で、ほとんどのハックロムカセットの作成は大丈夫だと思います。
グラIIのMASKROMはPRG、CHRとも1Mbitでピンアサインは両方ともMASKROM PRG-ROM(1M)と同じになります。
使用するEPROMとMASKROMのピンアサインを比べて、配線をしていけばOKです。
ICソケットを付ける場合は、EPROM側に配線することは出来ないので基板をパターンカットする必要があります。
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