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MMC5フラッシュカートリッジで2in1切替を試してみた

kazzo/tuna
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ぽんRevさんの記事 リセットボタンでゲーム切り替え方法 を見てファミコンでも可能かどうか試してみました。種類は少ないですがファミコン本体のリセットボタンでゲームを切り替えるパチモノカセットがいくつかあって、どんな仕組みなのか前から気になってました。

リセットで切り替えるパチモノカセット

ぽんさんの記事ではチップから出ている /RESET 信号を利用しているみたいですが、ファミコンにはそんな信号が無い… 駄目なのかな…と色々と検索してるとNesdevでそれらしい記事を発見。

MultiGame Cartridge Project - Page 2 - nesdev.org

 

Nesdevで回路図が消えていたので保存していた画像を…

 

ということでファミコン本体のリセットボタンで2in1に切り替える方法を作成してみました。

 

使用する部品は…

74LS74 x 1

積層セラミックコンデンサ:1000pF(102) x 1

スイッチング・ダイオード:1N4148 x 1

以上、特殊な部品はなく一般的に入手可能な部品3点です。

回路図上のM2 CON はファミコン基板のエッジコネクタ 32ピン(CPU φ2)へ配線。

74LS74の5ピンには以前の記事でスイッチへ接続したPRG & CHRのFlashromの AM29F016Bの46pin(A20) を接続します。

16Mbit[8Mbit切替版] MMC5とりあえず完成
16Mbitのflashromを使用して作成したMDC5に引き続き、MMC5フラッシュカートリッジも作成 W-RAM-0は512kbitのSRAMが入手できたら取り付けることに。 製作方法はMDC5と同じなので省略します。   今回は16M...

 

SRAMも切り替えるなら同じ箇所(74LS74の5ピン)へSRAMの31pin(A15)を接続します。

 

テストで作ったので内蔵とか考えてない仕様です。

kazzoで書き込む場合は、kazzo基板のリセットスイッチを付けていた方がいいです。

書き込む方法はAM29F016Bの8Mbit分を書き込んだら、kazzoのリセットスイッチを押せば残りの8Mbitへ切り替わりますので残りの8Mbit分を書き込む。

kazzoなどで2つ以上のROMイメージの書込方法はこちらの記事を参考に。

TENGEN#64 フラッシュカートリッジ基板 を再びつくってみた
前に頒布していたTENGEN#64 フラッシュカートリッジ基板。ガーバーデータ公開なども行っていましたが…今回は家電のケンちゃんで頒布するために基板をすべて作り直しました。

 

実機で確認しましたがセーブデータも問題なく切り替わってるようです。

切替時に一瞬画面が化けるのが気になるくらい。

4in1とか複数の切替を行うなら、74xx161とか74xx393とかを使用すれば可能だと思います。

 

コメント



  1. 検証お疲れでした~(^-^)
    切り替え瞬間化けは気になりますが・・・ちょっとしたタイミングの問題だということで、正常に動作してればとりあえずはOKということに(笑

    ファミコン弄るようなったら試させていただきますm(_ _)m

    その内GBも試してみたいですねw



  2. >ぽんRevさん

    何とか切替ができましたw
    試しに74xx161や74xx393を使ってやってみましたがうまく切り替わらなかったです…
    しっかり検証したわけでは無いので、配線が間違って間かもしれませんけど(^-^;;

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